| 医院名 |
|---|
| 医療法人社団 星野会 暁クリニック |
| 院長名 |
| 稲葉 俊三 |
| 住所 |
| 〒323-0811 栃木県小山市犬塚62 |
| 診療科目 |
| 胃腸内科・外科・肛門外科・内科・小児科 |
| 電話番号 |
| 0285-24-6868 お電話にてお問い合わせください。 |

・睡眠時の症状
☑ いびき
☑ 呼吸が止まったり、息苦しさで目が覚めたりする
☑ 夜間頻尿
☑ 寝汗を多くかく
・起床時の症状
☑ 熟睡感がない、すっきり起きられない
☑ 頭痛や倦怠感がある
☑ 口や喉が乾いている
・起床時の症状
☑ 強い眠気がある
☑ だるさ、倦怠感がある
☑ 集中力が続かない
睡眠時無呼吸症候群 : SAS※(サス)は、眠っている間に呼吸が何度も止まる病気です。10秒以上の呼吸の停止が一晩(7時間)に30回以上、または睡眠1時間あたり5回以上あればSASと診断されます。
原因の多くは舌や首まわりの脂肪沈着や扁桃肥大などによって空気の通り道が狭くなることや、脳から呼吸指令が出なくなるといったことが考えられます。いずれにせよ質の良い睡眠が得られないため、心臓病や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の発生や、日中の眠気、判断力の低下による社会生活への悪影響など、様々なリスクを引き起こす恐れがあります。
現在も自分がSASであることに気づかず、適切な検査や治療に至っていない潜在患者が人口の約3%(約300万人)存在すると推定されています。
※SAS(Sleep Apnea Syndrome)
1.問診
ここで重要なのは、起きている間の自覚症状や生活状況について医師に伝えること。昼間の眠気の自覚のほか、
既往歴や体調変化、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に特徴的ないびきの有無などの情報が診療に役立ちます。
問診で疑いがある場合、検査へ進みます。
2.検査
専門施設で入院検査をする精密検査をする場合もありますが、自宅で普段通りに寝ながらできる簡易検査から始めるケースがほとんどです。仕事や日常生活に支障を来たさずに検査を受けることができます。
●自宅で手軽にいびきや呼吸をチェック

自宅でも取扱い可能な検査機器を使って普段と同じように寝ている間にできる検査です。
手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。
●医療機関に1泊して睡眠と呼吸の「質」をチェック
簡易検査よりもさらに詳しく、睡眠と呼吸の「質」の状態を調べる検査です。
終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査と呼ばれます。医療機関に入院して行う検査となりますので、精密検査が必要な場合には専門の医療機関をご紹介させていただきます。

治療方法には、症状を緩和させるもの(対症療法)と、根本的にSASの原因を取り除くもの(根治療法)とがあり、いずれも個々の患者さんの状態に合わせて最適な治療方法が選択されます。一概にどの治療方法が優れているということはなく、重症度や原因に応じた治療方法が適用されます。

CPAP療法は、一定圧を加えた空気を鼻から送り込むことにより、上気道の閉塞を取り除き、寝ている間の気道を確保する有効な治療法です。
医療機関で適切に設定された機器を使い、鼻マスクを正しく装着できているかどうかが重要なポイントです。
多くの方はCPAP治療を続けながら快適に生活を送られていますが、使いはじめの頃は空気圧による不快感など見られる方もおりますが、少しずつ練習をしましょう。気になることがあればお気軽にご相談ください。